行政書士試験で大きな配点を占めるのが40字記述式問題です。300点満点のうちの60点を占めるので、その重要度が分かるでしょう。
とはいうものの、普段から記述の練習をしておかないと、合格ラインを越える答案は、なかなか書けないものです。
そこで受験生の方におすすめの記述式問題集をまとめます。なお、本格的に記述式の解法をマスターしたいならば、大手スクールで開講されている記述式対策講座を利用するが得策です。出題予想も兼ねています。
おすすめ記述式問題集まとめ
【LEC】出る順行政書士・記述式問題集
行政書士講座を開講するLEC東京リーガルマインドの記述式問題集です。一番のおすすめポイントは、経験豊富な嶋崎英昭先生と白井崇史先生による編集である点。
この2人による記述式問題集は、週刊住宅社の「うかるぞ行政書士シリーズ」として毎年発売されていました。
その後、週刊住宅社が倒産し、LECの出る順シリーズが引き受けています。
2024年度版の場合だと、新作問題を含めて120問以上という圧倒的なボリューム。詳しい解説のほか「重要度」や「難易度」の表示で効率的な学習も可能。「著者からのひとこと」「配点の目安」「POINT」などの工夫も。
記述対策講座の補強にもおすすめです。少しでも多く解いて、記述式に慣れてください。
オリジナル問題を120問以上収録!記述式対策の実績豊富な著者が執筆
充実の掲載問題数!本試験出題科目のオリジナル問題を掲載!
解説に加え、解答する際に役立つ知識を全問題に掲載しています。記述式では、問題の解説の他に、著者からのヒントや配点の目安、解答のテクニックを紹介!
記述式の繰り返し演習に嬉しい!練習用解答用紙付き!
【参考動画】「2017うかるぞ行政書士40字記述式問題集特典講義嶋崎先生」
著者のひとり、嶋崎英昭先生の講義動画です。
【アガルート】「記述式対策完成への50問 過去問30問+予想問題20問」
アガルート行政書士講座の林裕太先生による40字記述式対策問題集「記述式試験対策完成への50問」です。
「過去問を徹底分析し解き方をマスター」そして「新作問題で実力確認」の流れになっています。
著者の林裕太先生は資格の大原時代も含めて、行政書士試験の指導経験が豊富。そんな点もおすすめポイントのひとつです。
なお、元資格の大原の講師として、森広志先生がいます。現在は資格スクエア行政書士講座の森TとしてYouTubeでも大人気!
- 択一は準備したが、記述式答案の書き方がわからない
- 記述式の過去問分析で、詳しい解説が欲しい
- 本試験レベルの新作問題で実力を養成したい
【Wセミナー】「合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」
司法試験予備試験講座や司法書士講座を開講するWセミナー(資格の学校TAC)による記述式問題集です。
法律資格の指導経験が豊富なWセミナー。その特長が生かされた問題集になっています。
「基礎編では条文・知識の確認」、「応用編では実戦形式の事例問題」とステップアップしながら学習を進めます。
【資格の大原】「行政書士 トレーニング問題集(合格のミカタシリーズ)」
資格の大原・行政書士講座による記述式試験向けの問題集です。「合格のミカタシリーズ」の一冊で、記述式と多肢選択式の問題を収録しています。
新試験制度となった平成18年度以降の記述式問題を詳しく解説。「キーワードチェック」など2ステップでマスターする仕組みになっており、記述式の初学者の方も安心。
また大原オリジナルの問題も一部収録されているので、実力確認にもおすすめです。
【まとめ】記述式対策講座で出題予想も
ここまでおすすめの記述式対策の問題集をまとめてきました。どの問題集も過去問をメインに、無理なく実力が要請できるようになっています。
もっとも出題予想として利用するならば、スクールの記述式講座がおすすめです。各スクールとも力を入れており、見事的中したスクールも。
記述式は配点も高く、ぜひ利用されるといいでしょう。